共働き家庭の資産形成戦略

共働き家庭には、他にはない大きな財産があります。
それは言うまでもなく、
「収入が2本ある」という圧倒的な強み

この“2本の柱”をどう活用するかで、
10年後の貯蓄額は本当に大きく変わります。

でも、共働き家庭が資産形成に失敗してしまうケースも多く、
その理由はとてもシンプル。

「夫婦でお金の方向性がバラバラ」
になってしまっているから。

ここでは、共働き家庭だからこそできる、
“無理なく・ケンカなく・効率よく”お金を増やす方法を紹介します。


■ ① 「片方の収入は生活費、もう片方は貯蓄」という戦略が強すぎる

共働き家庭の最強戦略は
「一本の収入で生活し、もう一本の収入は丸ごと将来へ」
という方法です。

たとえば…

  • 夫の収入で生活費をまかなう
  • 妻の収入は貯蓄・投資・教育資金へ全投入

これができると、たとえ月10万円でも、年間120万円。
10年なら1200万円。
複利が加われば1500万〜2000万円にも届きます。

もちろん家庭によって収入差などもあるので、割合は調整してOK。
大事なのは
「2本の柱をバラバラに使わない」
ことです。


■ ② 家事・育児の分担も実は“資産形成の一部”

「え?どういうこと?」
と思うかもしれませんが、これが意外と大事。

片方だけに家事・育児の負担が偏ると…

  • 働き方が制限される
  • 精神的な負担で離職リスクが上がる
  • 結果として収入が減る

という流れになりやすいからです。

つまり、家事・育児のバランスを整えることは
“家庭の収入を守る投資” なのです。


■ ③ 子どもが小さい時期は「無理しない働き方」も立派な選択

フルタイムで働くことだけが“正解”ではありません。

  • 時短勤務
  • パート
  • 在宅ワーク
  • フレックス

これらを組み合わせて“気力と生活を守る”ことも、
長期的な資産形成にはむしろプラスに働きます。

特に共働き家庭では、
「夫婦が倒れない働き方」が最も効率的です。


■ そして次に考えるべきは、家庭最大の出費「教育資金」

共働き家庭の強みを活かす方法を知ると、必ず次に気になるのが…

「じゃあ、子どもの教育費はどう貯めればいい?」

学資保険?
投資?
普通預金?

どれを選ぶべきか迷ってしまいますよね。

そこで次の記事では、
子育て家庭が必ず知っておくべき

👉 「教育資金の正しい貯め方」

をわかりやすく解説します。